ポイントやマイルは相続できる?引き継げる・失効するの一覧

ポイントやマイルを相続できるかと引き継ぎの手続きを解説する記事のアイキャッチ

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親の財布やスマホを片付けていたら、マイルやポイントがかなり貯まっていた。『もったいないけど、これって引き継げるの?』と気になる方も多いはずです。

結論から言うと、引き継げるかどうかは、そのポイントやマイルの利用規約で決まります。相続の手続きを用意しているものもあれば、会員が亡くなった時点で消えるものもあるんです。

この記事では、よくあるケースごとに、引き継げるか・何をすればいいかを一覧で見ていきます。

目次

ポイントやマイルは引き継げる?失効する?

このケースの結論

ポイントやマイルは、預金のように法律で当然に引き継がれるものではなく、各社の規約しだいです。相続できると定めている規約なら、期限内に手続きすれば相続人が引き継げます。会員資格がなくなると失効すると定めている規約なら、残念ながら消えてしまいます。

ケースごとの違いを並べてみました。会社や時期によって規約は変わるので、目安として見てください。

ケース引き継げるか理由・注意
航空会社のマイル相続の手続きを用意している会社がある申請の期限や必要書類が決まっている。期限を過ぎると引き継げない
クレジットカードのポイント失効すると定めている規約もあるカードの解約で消えることがある。解約前に規約を確認する
共通ポイント(いろいろな店で使えるもの)規約しだい会員の退会扱いで消えることがある
お店やアプリ独自のポイント規約しだい本人限りと定めているものもある
電子マネーのように現金同様に使える残高払い戻しの手続きがあることもポイントとは別の扱い。運営会社の相続窓口に確認する
ポイントとマイルを、引き継げる・規約しだい・失効するの3つに分けたケース別の分岐表

『PayPayの残高も同じ?』と思った方は、電子マネーやスマホ決済の残高の払い戻しで残高の種類ごとの扱いを確かめてみてください。

引き継ぎの手続きはいつ、何から?

ここが大事なところです。クレジットカードを先に解約すると、その時点でポイントが消えてしまうことがあります。解約より先に、規約とポイント残高を確認しておきましょう。

解約の前にやっておくこと
  • どのカード・航空会社・お店の会員だったかを、明細やメール、アプリで洗い出す
  • 会員番号と、ポイントやマイルの残高をメモしておく
  • 規約に「相続」「会員の死亡」の項目があるか確認する
  • 相続できるなら、申請の期限と必要書類を問い合わせる
  • 引き継ぐ相続人を、相続人同士で決めておく

例えば、こんなやりとりになることがあります。

「マイルは長男がもらうってことでいい?」
「いいけど、手続きの期限があるらしいから先に問い合わせよう」

見落としやすいのが家族カードです。本会員が亡くなってカードを解約すると、家族カードも使えなくなるのが一般的なんです。家族カードで公共料金などを払っている時は、支払い方法の切り替えも早めに進めておきましょう。

『亡くなった後に、家族がポイントを使ってしまったら?』という心配もありますよね。規約で本人以外の利用を認めていない場合、規約違反になってしまうことがあります。使う前に、相続の手続きで引き継げるかを確かめておくと安心です。

マイルを相続する手続きでは、亡くなったことが分かる書類や、相続人であることを示す戸籍などを求められるのが一般的です。法務局で無料で出してもらえる「法定相続情報一覧図の写し」を用意しておくと、戸籍の束を何度も集め直さずに済みます。

マイルやポイントにも相続税はかかる?

『マイルにまで相続税がかかるの?』と思いますよね。ポイントやマイルの評価のしかたは、預金や株のようにはっきり示されているわけではありません。

ただ、相続税がかかるかどうかは、そもそも財産全体が基礎控除を超えるかで決まります。基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。

ケース考え方理由・注意
財産全体が基礎控除を大きく下回るポイントの扱いを気にしなくてよい申告そのものが要らない
財産全体が基礎控除の近く引き継げるマイルやポイントの扱いを確認少額でも合計が変わる可能性がある
引き継げず失効するポイント受け取る物が無い相続人の手元に移らない

基礎控除ぎりぎりで、マイルやポイントのほかにも細かい財産がたくさんある、というケースは、財産の一覧づくりから税理士に頼むと楽です。どこまで申告に入れるか、迷う所を一緒に判断してもらえます。

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相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

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家族の人数ごとの基礎控除は、相続税の基礎控除の早見表で確かめてみてください。

よくある質問

亡くなった親のマイルは家族に移せますか?

航空会社の規約で相続の手続きが用意されていれば、期限内に申請して相続人が引き継げます。期限や必要書類は会社ごとに違います。

クレジットカードのポイントは相続できますか?

会員資格がなくなると失効すると定めている規約もあります。カードを解約する前に、規約とポイント残高を確認しておきましょう。

引き継いだマイルを相続人同士で分けられますか?

分けられるかは規約しだいです。1人の相続人がまとめて引き継ぐ形の規約もあるので、誰が受け取るかを先に話し合っておくと進めやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • ポイントやマイルを引き継げるかは、法律ではなく各社の規約で決まる
  • 航空会社のマイルには相続の手続きを用意している会社があり、期限内の申請が要る
  • クレジットカードのポイントは、解約で消えることがあるので解約前に規約を確認する
  • 戸籍の代わりに法定相続情報一覧図の写しを使うと手続きが楽になる
  • 相続税がかかるかは財産全体と基礎控除で決まり、基礎控除の近くなら扱いを確認する
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

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