税理士紹介を使う前に知っておきたい注意点と断り方

税理士紹介を使う前の注意点と断り方を解説する記事のアイキャッチ

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相続税の申告を頼みたいけれど、知り合いに税理士がいない。『紹介を使うと、断れなくなりそうで不安…』という方も多いですよね。

結論から言うと、紹介された税理士と契約する決まりはありません。会ってみて合わなければ、断ってかまわないんです。

この記事では、紹介を使う前に決めておきたいことと、上手な断り方をケースで見ていきます。

目次

税理士紹介を使う前に、何を決めておけばいい?

このケースではこうなる

例えば、父が亡くなり、母と子2人が相続するケースで、財産に自宅と貸している土地があるとします。紹介を頼む前に「土地の評価に慣れた人」「見積もりを書面でもらえる人」と条件を伝えておけば、面談で比べやすくなります。合わない税理士は、紹介会社を通して断れます。

紹介を使う前に決めておきたいのは、次の3つです。

  • 頼みたい範囲(申告まで全部か、相談だけか)
  • 外せない条件(土地の評価の経験、オンライン対応など)
  • 連絡を受けたい方法と時間帯

これを最初に伝えておくと、話のずれがぐっと減ります。

もう1つ知っておきたいのは、紹介はあくまで「出会いの場」だということです。紹介会社が申告書を作るわけではありません。

契約は、あなたと税理士の間で結びます。見積もりの金額や作業の範囲も、税理士本人と決めることになるんです。

『紹介会社に任せておけば安心』と思い込まず、最後は自分の目で決める。この心がまえがあるだけで、後悔はかなり減りますよ。

家の状況によって、紹介で気をつける所は変わる

同じ紹介でも、財産の中身によって確かめたい点が違います。

ケース紹介で伝えたい条件理由・注意
自宅と貸している土地がある土地の評価の経験が多い人評価のしかたや小規模宅地等の特例で税額が変わる
財産が預金と上場株式だけ見積もりが分かりやすい人作業が比較的シンプルなので、費用の差を見やすい
相続人が遠方に分かれているオンラインや郵送に慣れた人面談に全員が集まるのが難しい
申告期限まで3か月を切ったすぐ着手できる人申告と納付は10か月以内。急ぎの依頼は断られることもある
家の財産や状況ごとに、税理士紹介で伝えたい条件が変わることを示した分岐表

例えば、母と子2人で、財産が1億円のケース。基礎控除は3,000万円+600万円×3人で4,800万円です。

法定相続分どおりに分けると、母は配偶者の税額軽減で0円、子2人は157万5,000円ずつで、合計315万円になります。

こうした家で土地の評価や特例の使い方を誤ると、税額が大きく変わります。だからこそ、紹介の段階で「土地に慣れた人」と伝える意味があるんです。

面談では、どこを比べればいい?

『何人も会うのは面倒だし、最初の人でいいかな』と思うのも自然です。ただ、1人だけだと比べる物差しがありません。

面談で聞いておきたいのは、次のような点です。

面談で確かめること
  • 相続税申告をこれまでにどのくらい手がけたか
  • 見積もりを書面で出してもらえるか、追加費用がかかる場面は何か
  • 土地の評価をした経験があるか
  • 書面添付制度に対応しているか
  • 説明が分かりやすく、話しやすいか

報酬に公的な基準はなく、遺産総額の0.5〜1%程度が目安と言われることが多いです。金額だけでなく、何が含まれる見積もりかで比べましょう。

例えば、同じ金額でも、土地の評価や税務署とのやり取りが入っているかで中身は変わります。2人くらいに会って見積もりを並べると、違いが見えやすくなりますよ。

紹介された税理士の断り方は?

会ってみて合わなかった時、どう断るか悩みますよね。実は、紹介会社に伝えて断ってもらえることが多いんです。

例えばこんな伝え方です。

「家族で相談した結果、今回は別の先生にお願いすることにしました」
「承知しました。担当の税理士にはこちらからお伝えしますね」

理由をくわしく話す必要はありません。直接断る場合も、同じ一言で十分です。

連絡が多くて負担に感じる時もあるはずです。そんな時は「連絡はメールだけで」「平日の夕方なら電話に出られます」と、紹介会社に希望を伝えておきましょう。

『しつこく営業されたらどうしよう』と不安なら、申し込みの時点で連絡方法を指定しておくのが安心です。

よくある失敗

面談の場で、その日のうちに契約書にサインしてしまう。見積もりを持ち帰って、家族で見比べてから決めても遅くありません。

土地がある、相続人が多い、期限が迫っているという家ほど、自分で一から探すより紹介を使う方が早く進みます。条件を決めてから申し込むと、比べるのも楽になりますよ。

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わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道

相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

紹介された税理士と会ったら、契約しないといけませんか?

いいえ。会ってみて合わなければ断ってかまいません。紹介会社に伝えれば、間に入ってもらえることが多いです。

紹介会社からの連絡が多い時はどうすればいいですか?

連絡の方法や時間帯の希望を伝えましょう。メールだけにしてほしい、などの希望を最初に伝えておくと安心です。

紹介で決めた税理士を、後から変えることはできますか?

できます。途中までの報酬は契約どおりに精算し、次の依頼先を決めてから解約を伝えると安全です。

まとめ

この記事の要点
  • 紹介された税理士と契約する決まりはなく、合わなければ断れる
  • 頼みたい範囲・外せない条件・連絡方法を先に決めて伝える
  • 土地がある家は、土地の評価に慣れた人を条件にする
  • 面談では見積もりの中身と実績、話しやすさを比べる
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

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