相続手続きの代行を頼むべき家は?平日動けない・遠方などケース別に判断

相続手続きの代行を頼むべき家かをケース別に判断する記事のアイキャッチ

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親の相続手続き、役所に銀行に法務局と、行く所がとにかく多い。『仕事を休んでまで全部やるのは無理かも』と感じている方も多いですよね。

結論から言うと、平日に動けない、実家が遠い、相続人が多いという家は、代行を頼むと負担がぐっと減ります。反対に、近くに住んでいて財産が預金だけなら、自分でできる部分も多いです。

この記事では、家の状況ごとに代行を頼むべきかと、どこに頼めばいいかを見ていきます。

目次

相続手続きの代行、わが家は頼むべき?

このケースではこうなる

例えば、地方でひとり暮らしをしていた母が亡くなり、都市部に住む子2人が相続するケースです。2人とも平日は仕事で、実家に何度も通えないなら、戸籍集めや銀行の手続きを代行に頼む価値は大きいです。一方、子が実家の近くに住み、財産が預金だけなら、自分で進めて分からない所だけ相談する形でも足ります。

代行を考える時は、次の3つで判断するのが近道です。

  • 平日の昼に、役所や銀行へ何度も行けるか
  • 実家や財産のある場所が、今の住まいから近いか
  • 相続人の人数や、戸籍の量が多くないか

どれか1つでも難しいなら、代行を検討してみてください。

ケース別に見る、代行を頼むべき家・自分でできる家

状況ごとに比べるとこうなります。

ケース代行の必要性理由・注意
平日は仕事で、役所や銀行に行けない高い戸籍の広域交付は本人が窓口に行く必要がある
実家が遠方で、通うのが大変高い不動産の登記や片付けで行き来が増える
兄弟姉妹が相続人で、戸籍が多い高い相続人を確定する作業の手間が大きい
近くに住み、財産は預金だけ低い自分で進め、分からない所だけ相談
財産が基礎控除を超えそう申告は税理士へ相続税の申告は税理士の独占業務
平日に動けるか、実家が遠いか、相続人が多いかで、代行を頼むべき家と自分でできる家が分かれる分岐表

平日に動けない家は、戸籍集めで止まりやすい

2024年3月1日から、戸籍証明書の広域交付で、本籍地以外の窓口でも親や子などの戸籍をまとめて請求できるようになりました。

便利な仕組みですが、郵送や代理人では使えず、本人が平日に窓口へ行く必要があります。

「有給を取って役所に行ったのに、兄の分の戸籍は別に請求してと言われて」
「兄弟の戸籍は広域交付の対象外なので、別の請求が要りますね」

こんなふうに、1回で終わらないことも多いんです。

期限がある手続きも多い

相続手続きには、期限が決まっているものがあります。

  • 相続放棄は、相続の開始を知った時から3か月以内
  • 亡くなった人の準確定申告は、4か月以内
  • 相続税の申告と納付は、10か月以内
  • 相続登記は、不動産の取得を知った日から3年以内

『落ち着いてからでいいや』と思っているうちに、期限が近づくことも。代行を頼むかどうかは、早めに決めておきたいところです。

実家が遠い家は、不動産で行き来が増える

例えば、実家の土地と建物を子の1人が引き継ぐケース。登記には、固定資産税の評価額が分かる書類や、遺産分割協議書などがそろっている必要があります。

『書類を取りに行くだけで、新幹線で往復か…』と頭を抱える方もいるはずです。登記を司法書士に、戸籍や協議書を行政書士に頼めば、実家に行く回数を片付けや売却の相談に絞れます。

反対に、財産が近所の銀行の預金だけなら、窓口に何度か通えば済むことも多いです。全部を頼むか一部だけ頼むかは、移動の手間で決めてみてください。

代行はどこに頼む?依頼先ごとの範囲と費用

代行を頼む先は、手続きの中身で分かれます。

依頼先任せられること
行政書士戸籍集め、遺産分割協議書の作成
司法書士相続登記の代理
税理士相続税の申告
弁護士遺産分割の交渉や調停の代理
銀行などの遺産整理サービス手続きの取りまとめ(申告や登記は各専門家が行う)

行政書士に頼める範囲は行政書士に頼むケースで詳しく見ています。

代行の費用には公的な基準がなく、依頼先ごとに決めています。見積もりでは、戸籍の取得手数料などの実費が別か、どこまでが料金に含まれるかを確かめておきましょう。

相続税の申告を税理士に頼む場合は、遺産総額の0.5〜1%程度が目安と言われることが多いです。手続き全体の費用は相続手続きの費用をケース別に見た記事で確認できます。

土地がある、相続人が多い、申告期限が近いという家は、相続税の申告を中心に、相続に慣れた税理士にまとめて頼むと楽になります。

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わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道

相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

相続手続きの代行は、どこに頼むのが安いですか?

料金は依頼先ごとに決めていて一概に言えません。手続きの一部だけを頼むと費用を抑えやすいので、自分でできる所と頼む所を分けて見積もりを取ってみてください。

銀行の遺産整理サービスと、専門家に直接頼むのは何が違いますか?

銀行のサービスは手続きを取りまとめてくれる形で、申告や登記はそれぞれの専門家が行います。どちらが合うかは、手続きの量と費用を比べて決めましょう。

相続人の1人だけで代行を頼めますか?

依頼自体は1人からでもできます。ただ、遺産分割協議書には相続人全員の合意が必要なので、ほかの相続人にも依頼することを伝えておくと進めやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 平日に動けない、実家が遠い、相続人が多い家は代行を頼む価値が大きい
  • 近くに住み財産が預金だけなら、自分で進める選択もある
  • 依頼先は手続きで分かれ、申告は税理士、登記は司法書士、交渉は弁護士
  • 費用は依頼先ごとなので、実費と範囲を見積もりで確かめる
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

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