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税理士との面談の予約は取れた。でも『何を聞けばいいのか分からない』『話を聞いて終わりになりそう』と不安になっている方も多いはずです。
結論から言うと、質問は「わが家のケースで何が論点になるか」から逆算して用意すると、答えを比べやすくなります。この記事では、ケース別の質問リストと、答えのどこを比べればいいかが分かります。
相談の前に、質問は何個くらい用意すればいい?
全員に共通する質問を5つ、わが家のケースに合わせた質問を2〜3つ用意すれば十分です。同じ質問を複数の税理士にして、答えの「具体さ」と「見積もりの中身」を比べると違いが見えます。
面談の時間は限られています。思いつくままに聞くと、肝心の費用や期限の話が最後に回ってしまうんです。
『全部聞きたいけど、失礼にならない?』と気にする方もいますよね。実は、質問を準備してくる相談者の方が、税理士も状況をつかみやすく、話が早く進みます。
どの家でも聞いておきたい5つの質問
- わが家は相続税の申告が要りそうですか。要るならおおよその理由は何ですか
- 相続税の申告は、これまでにどのくらいの件数を扱っていますか
- 報酬の見積もりには何が含まれ、何が別料金ですか
- 書面添付制度には対応していますか
- 申告期限の10か月に対して、いつまでに何をそろえればいいですか
書面添付制度は、税理士が申告の中身をどう確かめたかを書面で付ける制度です。対応しているかどうかは、税理士を比べる時の観点としてよく挙げられます。
わが家のケースだと、何を足して聞けばいい?
共通の質問に加えて、家の事情に合わせた質問を足します。代表的な3つのケースで見てみます。
| ケース | 足して聞きたい質問 | 答えの比べ方 |
|---|---|---|
| 父が亡くなり、母と同居していた自宅と預金がある | 小規模宅地等の特例は使えそうか。使うと税額が0円でも申告は要るか | 要件と「申告が要る」点まで説明があるか |
| 土地が何か所もあり、賃貸アパートもある | 土地の評価は誰がどう確かめるか。現地は見に行くか | 土地評価の経験と、追加料金の有無 |
| 兄弟の話がまとまらず、期限まで3か月を切った | 分割がまとまらないまま申告する時の進め方 | 未分割で申告する方法と、後から特例を受ける手順を言えるか |

自宅と預金があるケース
例えば、父が亡くなり、同居していた母が自宅を継ぐケースです。小規模宅地等の特例を使うと、自宅の土地は330㎡まで評価が80%減ります。
ここで大事なのは、特例や配偶者の税額軽減を使って税額が0円になっても、申告は要るという点です。この説明があるかどうかは、答えを比べる時の分かりやすい目印になります。
「特例が使えそうなので、税額は0円になる見込みです。ただ、申告は期限内に出しましょう」
こんなふうに、結論と手続きをセットで話してくれる人だと安心です。
期限が近いケース
期限内に分け方がまとまらない時は、法定相続分で仮に申告し、「申告期限後3年以内の分割見込書」を出しておく方法があります。こうしておくと、分割後に特例や配偶者の税額軽減を受けられます。
『まとまってから相談しよう』と待っていると、この準備が間に合わないことも。期限が近い家ほど、早めに聞いておきましょう。申告の流れ全体は遺産規模別の申告手順で確かめられます。
答えはどこで比べればいい?
『どの税理士も良さそうに見えて、決められない』という方も多いですよね。比べる時は、次の3点に絞ると迷いにくくなります。
| 比べる所 | 安心できる答え | 気をつけたい答え |
|---|---|---|
| 具体さ | わが家の財産で何が論点かを挙げる | どの家にも言えそうな話だけで終わる |
| 見積もり | 含まれる作業と別料金が書いてある | 総額だけで、中身を聞くと答えがあいまい |
| 期限 | いつまでに何をそろえるか日付で話す | 「間に合います」とだけ言う |
税額が下がると言い切るだけで、理由や要件の話がない答えには注意が要ります。特例が使えるかは要件しだいなので、説明の根拠を聞き返してみてください。
報酬に公的な基準はなく、遺産総額の0.5〜1%程度が目安と言われることが多いです。金額の高い安いだけで決めず、見積もりの中身で比べましょう。
相談の前にそろえておくと話が早いもの
質問と一緒に、財産の資料を手元に置いておくと、答えが具体的になります。
- 預金通帳、固定資産税の課税明細書、保険証券などを集める
- 相続人の関係を簡単な家系図にする
- 共通の質問5つと、わが家の質問2〜3つをメモにする
- 面談で聞いた答えと見積もりを、同じ表に書き写して比べる
申告が要るかを先に自分でつかみたい時は、家族の人数別の基礎控除で目安を見ておくと、質問も絞りやすくなります。
土地がある、相続人が多い、期限が近い。こうしたケースは、質問リストを持って複数の税理士に話を聞き、答えを比べてから頼むと納得して進められます。
税理士ドットコム
わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道
相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。
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よくある質問
相談は何人の税理士に聞けばいいですか?
決まりはありませんが、同じ質問を2〜3人にすると答えの違いが見えやすくなります。答えと見積もりを同じ表にまとめて比べてみてください。
無料相談で質問ばかりしても失礼になりませんか?
失礼にはなりません。質問を準備しておく方が、税理士も状況をつかみやすく、話が早く進みます。
税務署にも同じ質問をしていいですか?
税務署では一般的な税の質問に答えてもらえます。わが家の分け方や特例の使い方まで詰めたい時は、税理士に相談してみてください。
まとめ
- 共通の質問5つと、わが家のケースに合わせた質問2〜3つを用意する
- 自宅がある家は、小規模宅地等の特例と「0円でも申告が要る」点を聞く
- 期限が近い家は、分割がまとまらない時の申告の進め方を聞く
- 答えは具体さ・見積もりの中身・期限の話し方の3点で比べる




