ゆうちょ銀行の相続手続きは何日で終わる?流れと書類をケース別に

ゆうちょ銀行の相続手続きが何日で終わるかを解説する記事のアイキャッチ

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親の通帳を片づけていたら、ゆうちょ銀行の通帳が出てきた。『払い戻しまで何日くらいかかるんだろう』と気になりますよね。

結論から言うと、日数を一番左右するのは、書類が1回でそろうかどうかです。書類の出し直しがなければ早く進み、検認待ちや話し合いの遅れがあると、そのぶん延びていきます。

この記事では、ゆうちょ銀行の相続手続きの流れと、日数が延びるケースを見ていきます。

目次

ゆうちょの相続は何日で終わる?

このケースではこうなる

例えば、父が亡くなり、母と子1人が相続人で、遺産分割協議書もできているケースです。相続確認表を出して案内された書類を一度でそろえれば、手続きは順調に進みます。逆に、戸籍が1通欠けていたり、自筆の遺言の検認待ちがあったりすると、その分だけ日数が延びます。

ゆうちょ銀行の相続手続きは、次のような流れで進みます。

ゆうちょ銀行の相続手続きの流れ
  1. ゆうちょ銀行か郵便局の窓口に「相続確認表」を出す
  2. 必要な書類の案内が届く
  3. 戸籍や協議書などの書類をそろえて窓口に出す
  4. 代表相続人の口座への払い戻しや名義変更を受ける

『何日で終わるか、はっきり決まっていないの?』と思う方も多いはずです。実は、払い戻しまでの目安の日数は、ゆうちょ銀行の公式の案内で確かめておくと安心です。

この記事では、日数そのものではなく、どんな時に延びるのかを見ていきます。

ケース日数への影響理由・注意
協議書あり・書類が一度でそろう延びにくい出し直しがないので、そのまま審査に進む
公正証書の遺言がある延びにくい検認が不要で、遺言どおりに進められる
自筆の遺言がある(法務局保管なし)検認が終わるまで進まない家庭裁判所の検認が先に要る
話し合いがまとまらないまとまるまで払い戻しを待つ急ぎのお金は仮払い制度で一部だけ
戸籍の抜けや印鑑証明書の不足出し直しで延びる案内の書類一覧と照らしてから出す
遺言の有無と書類のそろい方ごとに、ゆうちょ銀行の相続手続きの日数が延びるか延びにくいかを分けたケース別の分岐表

相続確認表には何を書く?

相続確認表は、亡くなった人と相続人のことをゆうちょ銀行に伝えるための用紙です。窓口でもらえます。

亡くなった人の名前や住所、相続人の情報、遺言があるかどうかなどを書きます。この内容をもとに、そのケースに必要な書類が案内されます。

『通帳が何冊あるか分からない』という場合もありますよね。相続確認表を出す時に、口座がほかにないかもあわせて相談してみてください。

「定期貯金もあったはずなんだけど、証書が見つからなくて」
「相続確認表を出す時に、窓口でそう伝えておくといいですよ」

こんなふうに、分からないことは最初の段階で伝えておくと、後からの出し直しを防げます。

早く終わらせるには、何を先にそろえる?

日数を短くするコツは、案内を待つ間に書類集めを始めておくことです。

先にそろえておくと早いもの
  • 亡くなった人の出生から死亡までの戸籍
  • 相続人全員の戸籍と印鑑証明書
  • 遺産分割協議書か遺言書
  • ゆうちょの通帳・証書・キャッシュカード
  • 代表相続人の本人確認書類と実印

戸籍は、2024年3月1日から本籍地以外の市区町村の窓口でもまとめて請求できるようになりました。法務局で「法定相続情報一覧図の写し」を無料で取っておけば、ほかの銀行にも使えます。

待っている間にお金が必要な時は?

葬儀代や当面の生活費が必要な時は、預貯金の仮払い制度があります。1つの金融機関ごとに「相続開始時の預金額×3分の1×その人の法定相続分」まで、上限150万円です。

例えば、ゆうちょの貯金が300万円で、相続人が母と子1人のケースです。子の法定相続分は2分の1なので、子が1人で受け取れるのは300万円×3分の1×2分の1で50万円です。

ただ、仮払いで受け取った分は、後で遺産を分ける時に先にもらった分として扱われます。

相続税がかかりそうな時は早めに

ゆうちょの貯金は、亡くなった日の残高で相続財産に入ります。定期貯金なら、それまでの利息も加えます。

相続税の申告は、亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内です。基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で、母と子1人なら4,200万円です。

ゆうちょ以外にも口座がある・自宅などの土地がある・残高が基礎控除に近い。こんなケースは、払い戻しを待つ間に専門家へ相談しておくと、期限が近づいてから慌てずに済みます。要件を満たすかは税理士に確かめてみてください。

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わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道

相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

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ほかの銀行の窓口の回数は銀行の相続手続きは窓口に何回行くかの記事で、代表者の決め方は相続人の1人だけで銀行の手続きができるかの記事で確かめられます。

よくある質問

ゆうちょの相続手続きは、最初に何をすればいいですか?

ゆうちょ銀行か郵便局の窓口に相続確認表を出します。その内容をもとに、必要な書類の案内を受け取れます。

ゆうちょの相続手続きが長引くのはどんな時ですか?

書類の出し直しがある時や、自筆の遺言の検認が終わっていない時、相続人の話し合いがまとまらない時です。

払い戻しを待つ間に、葬儀代だけ引き出せますか?

仮払い制度を使えば、1つの金融機関ごとに上限150万円まで、相続人が1人で払い戻しを受けられます。

まとめ

この記事の要点
  • ゆうちょの相続は、相続確認表を出すところから始まる
  • 日数を左右するのは、書類が一度でそろうかどうか
  • 自筆の遺言は、家庭裁判所の検認が終わるまで進まない
  • 戸籍は広域交付や法定相続情報一覧図で集めると早い
  • 急ぎのお金は仮払い制度で上限150万円まで受け取れる
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

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