亡くなった家族のサブスクや定期購入を見つけて止める方法と注意点

亡くなった家族のサブスクや定期購入を見つけて止める方法を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・法務省・裁判所などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

家族が亡くなって数か月たっても、知らない月額料金が引き落とされている。動画や音楽のサブスク、健康食品の定期購入など、本人しか分からない契約は意外と多いですよね。

結論から言うと、サブスクや定期購入は、支払い方法から逆にたどると見つけやすくなります。見つけたら、相続人から事業者に連絡して止めてもらいましょう。

この記事では、支払い方法ごとのケースで、見つけ方と止め方、相続との関係を見ていきます。

目次

亡くなった家族のサブスクは自動で止まる?

このケースの結論

サブスクや定期購入は、亡くなっても自動では止まりません。支払いが続く限り契約も続きます。カードの明細・通帳・携帯料金の明細から契約を探し、相続人が事業者に亡くなったことを伝えて解約します。亡くなった後に引き落とされた分は、事業者に返金を相談できることがあります。

月額サービスは、本人がやめると言わない限り続く仕組みですよね。事業者は、利用者が亡くなったことを家族から聞かないと分からないんです。

ただ、支払いに使っていたカードや口座が止まると、引き落としができなくなります。そのタイミングで、事業者から督促のメールや郵便が届いて気づくこともあります。

『カードを解約したから、サブスクも止まったはず』と思う方も多いはずです。

実は、引き落としができなくなっても、契約そのものが終わったとは限りません。未払いの料金がたまっていくこともあるので、契約は1つずつ解約しておきましょう。

支払い方法で違う、契約の見つけ方

どこで払っていたかで、探す場所が変わります。ケースで比べてみます。

ケース探す場所理由・注意
クレジットカード払いカードの利用明細毎月同じ金額の請求が並ぶので見つけやすい
口座からの引き落とし通帳の記録事業者名が短く書かれていて分かりにくいことがある
携帯料金とまとめ払い携帯料金の明細アプリの課金や月額サービスがまとめて請求される
年に1回のまとめ払い過去1年分の明細やメール毎月の明細には出ないので見落としやすい
健康食品などの定期購入届く荷物・納品書荷物が届き続けることで気づく場合が多い
サブスクや定期購入を見つけて止める手順
  1. カードの利用明細・通帳・携帯料金の明細を、少なくとも1年分さかのぼって見る
  2. 毎月や毎年同じ金額が出ている請求を書き出す
  3. 届く郵便物・荷物・メールの差出人も書き出す
  4. 事業者ごとに、亡くなったことを伝えて解約を申し出る
  5. 亡くなった後に引き落とされた分があれば、返金できるか相談する
支払い方法ごとに、サブスクや定期購入を探す場所が変わることを示したケース別の分岐表

事業者にはどう連絡する?

解約の連絡は、電話や問い合わせフォームで受け付けている事業者が多いです。ログインできなくても、相続人からの申し出として手続きできる場合があります。

その際、亡くなったことが分かる書類や、連絡する人が家族であることが分かる書類を求められることもあります。

例えばこんな会話になることがあります。

「父の名前で毎月引き落としがあるんですが、亡くなったので解約したいです」
「承知しました。ご契約者様の確認のため、いくつかお伺いします」

定期購入の中には、解約の受付期限が決まっているものもあります。次の発送日が近い時は、早めに連絡しておくと安心です。

スマホの中にあるアプリやアカウントの確かめ方は亡くなった親のスマホは解約していい?、カードそのものの解約は亡くなった親のクレジットカードの支払いで見ています。

亡くなった後に引き落とされた料金はどうなる?

ここが大事なところです。亡くなった時点で払っていなかった料金と、亡くなった後に発生した料金は、相続での扱いが違います。

料金相続での扱い理由・注意
亡くなった時点の未払い料金相続人が引き継ぐ借金相続税の計算では債務として引ける
亡くなった後に発生した月額料金返金を相談する亡くなった時の債務ではないので債務控除の対象外
返ってきた返金・前払いの残り相続財産遺産分割の対象になる

国税庁も、遺産から引ける債務は亡くなった時にあった借入金や未払金などとしています(国税庁 No.4126 相続財産から控除できる債務)。亡くなった後の料金は、これに入りません。

また、口座が止まっている時は、遺産の預金から料金を払いたくても払えないことがあります。遺産分割の前に預金の一部を引き出す方法は、仮払い制度の上限額で見られます。

月額料金の整理と一緒に、遺産の全体や相続税がかかるかも確かめたいケースもありますよね。ネット証券や不動産などもあって財産が多い時は、税理士にまとめて相談すると早く片づきます。

税理士ドットコム

わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道

相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで相続に強い税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

よくある質問

亡くなった家族のサブスクは自動で解約されますか?

自動では解約されません。支払いに使っていたカードや口座が止まっても、契約は続いていることがあります。相続人から事業者に連絡して解約しましょう。

亡くなった後に引き落とされた月額料金は返ってきますか?

事業者の規約によって違います。亡くなったことが分かる書類を用意して、返金できるか相談してみてください。返ってきたお金は相続財産になります。

ログインのパスワードが分からなくても解約できますか?

相続人からの申し出として、電話や問い合わせフォームで手続きできる場合があります。亡くなったことが分かる書類などを求められることがあるので、手元に用意しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • サブスクや定期購入は、亡くなっても自動では止まらない
  • カードの明細・通帳・携帯料金の明細を1年分さかのぼると見つけやすい
  • 年払いや定期購入は毎月の明細に出ないので見落としに注意
  • 亡くなった時点の未払い料金は相続人が引き継ぎ、債務として引ける
  • 亡くなった後の料金は返金を相談し、返ってきたお金は相続財産になる
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次