亡くなった親の運転免許証やマイナンバーカードの返し方|残したい時・悪用が心配な時

亡くなった親の運転免許証やマイナンバーカードの返し方を解説する記事のアイキャッチ

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親の財布を開けると、運転免許証やマイナンバーカードがそのまま入っている。返さないといけないのか、手元に残していいのか、迷いますよね。

結論から言うと、運転免許証とマイナンバーカードは返さなくても困ることは少なく、形見として残すこともできます。パスポートは返納の手続きをしておきましょう。

この記事では、残したい・悪用が心配といった状況ごとに、どこで何をすればいいかを見ていきます。

目次

亡くなった親の免許証やマイナンバーカードは返すべき?

このケースの結論

運転免許証とマイナンバーカードは、死亡届が受理されれば使えない状態になります。返納の窓口はありますが、手元で保管する家族も多いです。パスポートは名義人が亡くなったら返納することになっているので、パスポートセンターなどで手続きします。

『返さないと罰則があるのでは?』と心配になる方も多いはずです。

運転免許証は、警察署や運転免許センターで返納の手続きができます。ただ、家族が持っていても、免許の更新はされず効力も続きません。

マイナンバーカードも、死亡届が出ると市区町村で廃止の扱いになります。返納を案内している自治体もあるので、住所地の窓口に聞いてみてください。

財布の中には、ほかにも返すカードが入っていることがあります。健康保険証や介護保険証は14日以内に返すものなので、こちらを先に済ませておきましょう。詳しくは健康保険証の返却と資格喪失の手続きにまとめています。

クレジットカードや会員証は、それぞれの発行会社に連絡して解約します。カードの裏面にある連絡先を控えてから処分すると、あとで困りません。

残したい時・悪用が心配な時、どうすればいい?

同じ免許証でも、家族の気持ちや状況で選ぶ方法が変わります。

ケースおすすめの対応理由・注意
形見として免許証を残したい返納時に無効の処理をしてもらい返してもらえるか窓口で相談写真付きの身分証は思い出の品になりやすい
悪用されないか心配警察署や運転免許センターで返納する手元に置くなら、ほかの書類と分けて保管する
マイナンバーカードを持ち帰った市区町村の窓口で返納するか、保管する死亡届で廃止の扱いになり、電子証明書も使えなくなる
パスポートが残っているパスポートセンターなどで返納無効にしたうえで返してもらえる場合もある
相続手続きに親の身分証を使いたい親の身分証は使えない手続きでは、相続人自身の本人確認書類と戸籍が必要

例えば、家族の間でこんな話になることもあります。

「お父さんの免許証、捨てるのはさみしいね」
「返す時に穴を開けてもらって、持ち帰れるか聞いてみようか」

形見として残すのは、多くの家族が選んでいる方法です。気持ちが落ち着いてから決めても遅くはありません。

親の運転免許証・マイナンバーカード・パスポートを、残したいか悪用が心配かで返し方が分かれる分岐表

返納に行く時の持ち物

返納するなら、次のものをそろえて窓口へ行くとスムーズです。

返納の持ち物
  • 返す免許証・マイナンバーカード・パスポートの現物
  • 亡くなったことが分かる書類(死亡診断書の写しや除籍の記載がある戸籍など)
  • 窓口へ行く家族の本人確認書類

必要な書類は窓口ごとに違うことがあります。出かける前に電話で確認しておきましょう。

相続手続きで、親の身分証は使える?

『銀行で親の口座を手続きする時、親の免許証を持っていけばいいの?』という疑問もありますよね。

実は、相続の手続きで求められるのは、亡くなった人の身分証ではありません。亡くなった人の戸籍と、手続きをする相続人の本人確認書類と印鑑証明書です。

戸籍が何通も必要になる時は、法務局で無料交付される「法定相続情報一覧図の写し」を取っておくと、銀行や登記で戸籍の束の代わりに使えます。作り方は法定相続情報一覧図を作ると楽になる手続きを見てみてください。

ここが大事なところです。免許証やカードを返すかどうかに期限はありませんが、相続税の申告は亡くなった日の翌日から10か月以内です。身の回りの片付けに時間を取られすぎないようにしておきたいですよね。

不動産や預金が多くて相続税がかかりそう、相続人が多くて書類集めが大変、といったケースでは、申告まで含めて専門家に頼むと気持ちに余裕が出ます。

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わが家のケースは、相続に強い税理士に聞くのが近道

相続税がかかりそう、土地や自宅がある、相続人が多い、期限が近いといったケースでは、相続税に詳しい税理士に早めに相談すると安心です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から相続に強い税理士を無料で紹介してもらえます。

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年金の手続きは年金の死亡届と未支給年金の請求、親の車が残っている場合は相続した車の名義変更の流れで確認できます。

よくある質問

亡くなった親の運転免許証は返納しないといけませんか?

返納の手続きは警察署や運転免許センターでできますが、手元で保管する家族もいます。悪用が心配なら返納し、形見として残したいなら無効の処理をして返してもらえるか窓口で相談してみてください。

マイナンバーカードは死亡後どうなりますか?

死亡届が出ると廃止の扱いになり、電子証明書も使えなくなります。返納を案内している自治体もあるので、住所地の市区町村で確認します。

亡くなった親のパスポートはどうすればいいですか?

名義人が亡くなったら返納します。パスポートセンターなどの旅券窓口で手続きし、無効の処理をしたうえで返してもらえる場合もあります。

まとめ

この記事の要点
  • 運転免許証とマイナンバーカードは、死亡届で使えない状態になる
  • 免許証は警察署や運転免許センターで返納でき、形見として残す家族も多い
  • パスポートは名義人が亡くなったら返納する
  • 相続手続きでは、親の身分証ではなく戸籍と相続人の本人確認書類を使う
  • 片付けよりも、10か月の相続税の申告期限を意識しておく
相続ケース案内

相続ケース案内 編集部

家族構成や財産の状況ごとに、相続・相続税がどうなるかを公的機関の公開情報をもとに解説しています。 公式サイト

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